2020/12/27 シンガポール渡航8日目

眼が疲れてしまったせいで何もできず、雨の日の外の景色を眺めながらpodcastを聴いている。

Researchat.fmエピソード87の"スケールしないことをする"という話はかなり衝撃だった。 FoundXの事例で紹介されている事例集の一部は存じていて、 "初めのうちは地道に泥臭くやれ、後からいくらでもスケールさせられる"ということだと解釈していた。 しかしながら、スケールする必要もない、スケールさせずに少数の太客を捕むことが大事、という視点は持ち合わせていなかった。 いかにしてスケールさせるか、ということしか考えてこなかったし、これまで何度「いやでもそのやり方はスケールしなくないですか?」と発言したことか。

僕は、研究者が自身の研究をアピールする時には「こんなことにもあんなことにも応用が効くんですよ!すごいでしょ!」と語るもので、 実際そのようにロードマップを組み立てるものだと思っていた。 もしスケールしないアイデアのうまいアピールの仕方があるならば、 研究のフォーカスを絞れたり小回りが効いたりするおかげで、途中で無理な方向性の調整をしなくてすむので好ましいように感じる。

とはいえ普通、こんなことにもあんなことにも!って言ってしまいたくなりませんか。

researchat.fm review.foundx.jp

食事は1週間ごとにメニューが決まっているので略。 野菜が食べたい。