胃カメラは日帰り手術

ここ3ヶ月くらい胃の調子がダメで食事がちゃんと摂れず、 さすがに胃がんとかだと困るので8/5に胃カメラで胃をみてもらった。 日本のようにカメラを入れて苦しむやつかと思ったら、こちらでは手術扱いらしく、麻酔をして診てもらうらしい。

8/2に一度診察を受け、H2ブロッカーがあんまり効かなくて…と相談すると、先生がそれはまずいのですぐ胃カメラしましょうとなり、どたばたと手術室の予約をした。

Covid19下なので前日に抗原検査を受け、当日胃を空っぽにして陰性の検査結果とともに再度病院に行くと、じゃあDay Surgeryという同じ建物の部署に行ってくださいと言われ、向かう。 そこで受付をすませると、貴重品入れに鞄を預けた後、ベッドに案内された。 ではここで服を全部脱いで手術着に着がえてくださいと言われ、使い捨ての下着を履いて手術着に着がえる(胃カメラなのに…?)。 ベッドでぼーっと待っていると麻酔の針を入れられ、またほどなく待っていると、看護師さんが担架ごと手術室に運んでくれた(胃カメラなのに…)。 男性の看護師さんが、じゃあこれからこの美人の同僚が運んでくれるからねーと声をかけてくれたので、クスクス笑ってthat's trueと言うとその二人の看護師も笑っていた。眼鏡を外してたのでよく見えていない。

手術室に入ると、ピカピカの機械が並び明るい天井照明のある部屋に、看護師さんや麻酔医さんがたくさんいらして、(胃カメラなのに…)と思いながら横向きになり、口にスコープを通すための穴のあいた器具を咥えたところで麻酔を打たれ、なにくそ麻酔なんぞに負けないぞ、と目を開けたまま粘ろうとするも、気がついたら元のベッドの場所に戻ってきていた。

ほどなく看護師さんが来られて、気分はどう?と言われるのでまだ眠いです、と言うと、じゃああと15分くらいしたらまた来るね、と言われた。 ぼーっと考え事をしているとまた看護師さんが来られ、もう大丈夫そうね、お茶かコーヒーか水どれがいい?と尋ねるので、じゃあお茶でと答えると、お茶と水とサンドイッチを運んできてくれた。 もしゃもしゃと食べる。 気分がよくなったところで看護師さんに連れられて診察室に戻り、検査結果の説明を受ける。表層性胃腸炎ですねーこの赤い筋のところがそうですーと仰るのでなるほどよかったとなった。いや、よくはないけど腫瘍よりはマシ。 そして受付で処方薬の受け渡しとお会計をしておしまい。 $1000。チン!

医療費がえぐい。